すっぱみのある果実

豆腐メンタルが強く生きていこうとするブログ

大切な人と同じくらい大切な「わたし」

とりとめのない話。

 

よく、「自分を大切にできないやつは、相手も大切にできない」といった言葉を聞きます。

最近、その通りだなぁ〜としみじみ思うのです。

 

まず、人を大切にするってどういうことでしょう?

思いやり。尊重。

そんな言葉が思い浮かびます。

具体的には、「相手の気持ちを考える」「相手のことを否定しない」といったとこでしょうか。

それを大切な人にできるか?と聞かれて、「はい」と答える人は結構いると思います。

人は他人に優しくなれる。

だって、「人には優しくしなさい」と教えられてきたから。

じゃあ、自分に対してできるか?と聞かれれば、みんなはどう答えるのでしょうか。

私は実際、できていなかった。

 

そんなこと思っちゃダメ。こうでいなくちゃダメ。なんで普通のこともできないの?なんで何も取り柄がないの?

 

そうやって、自分を虐げていた時がありました。今もそうやっている時があるかもしれません。

そういった行為が続くとどうなっていくかというと、今度は自分を大切にしてくれる人を信じられなくなるのです。

価値のない自分に優しくしてくれる。

なぜ?どんな魂胆があるのか?これは演技じゃないのか?

と、どんどん疑心暗鬼になっていく。

何気ない一言の、ありもしない真意を探そうとする。自分の都合のいい解釈を当てはめる。そして、こう思う。

なんでそんなことを言うの。と。

 

あと、自己犠牲の上に成り立つ関係も、いずれは崩壊する。

なんで私はこんなにしているのに、と報われない気持ちを消化しきれなくなる。

相手のことを思って選んだことさえ、相手への不満になる。

相手にとっちゃいい迷惑だ。

 

こんな感じで人間関係を崩壊させないためにも、自分を大切にしなければならない。

自分の機嫌を保ち、自分の気持ちと向き合い、自分のことを尊重する。

自分に寄り添い、自分の良き理解者・支援者になる。いつでも味方でいる。

 

そして、自分が自分に大切にしてもらったように、相手を大切にする。

 

だから、

「自分を大切にできないやつは、相手を大切にできない」という言葉はその通りだなぁと。

私は良好な人間関係を構築するのが苦手で、

最近、痛い目を見たけど、こういうことを自分なりに学べてよかったなぁと思う。

 

言葉は知っていても、経験が伴わないと身につかないタイプな自分はつくづく不器用。

だけど、しょうがない。それが私なのだ。

 

 

なんて思う、サタデーナイト。